SELには自尊心、自己の理解と管理、感情のコントロール、共感などの社会的感情スキルを強化する効果が期待されています。
しかしSELの効果を引き出すには、指導する先生のスキルが重要です。
先生たちが自分の考えや感情の両方について知識を深める手助けをすることが、非認知能力、学力の双方をあげると言われています

SEL※（社会性と情動の学び）は、
「非認知能力」を伸ばすものとして、
アメリカの教育現場で広く取り入れられ、世界的にその有効性が認められています。放課後に音楽、アート、ダンス、演劇など芸術活動に参加しているこどもたちはより高い注意力や柔軟性をもって、課題に粘り強く取り組み、自主的かつ意欲的に学ぶことが研究で明らかになりました。

※SEL(Social Emotional Learning)とは現在アメリカの教育現場で重要視されている「社会性と情動の学習」のこと
 

"音楽のレッスン、ダンスのレッスン、舞台芸術活動、芸術のレッスン、スポーツ、放課後のクラブに参加する小学生は、こうした活動に参加していない者に比ベ、より高い注意力、秩序、柔軟性、課題に対する粘り強さ、学習における自主性、学習に対する意欲を見せることを示している。"
引用 Covay and Carbonaro, 2010

"音楽のトレーニングを受ける青年は、より勤勉であり、解放的、目的意欲がある傾向があることを示している。"
引用 Hille and Schupp, 2015

"演劇やダンスなどの舞台芸術活動が、自尊心、自己制御、忍耐力、社会的スキル、情動制御、共感などの社会情動的スキルを強化する可能性を示している。"
引用 Winner, Goldstein and Vincent-Lancrin, 2013

発起人である私(田中素子)と中山莉彩さんのイメージがピタッとはまり、名前が決まった瞬間、それは、まだ見ぬ夢のアフタースクールの未来がはっきりと見えた瞬間でもありました。

2022年10月1日に代々木に誕生したアフタースクール「Creo-BOX」は、グローバルコミュニケーションや芸術療法の研究者である中山さんと、音楽教育事業者である田中の想いによって設立されました。

研究者と実践者というコインの裏表の関係でありながら、私たちの教育観は一致していました。

それは、これからの時代を生きる子どもたちにとって「自ら考え、自らつくりだす力」が必須であるという事。私たちの想いは、まさに名前に込められています。

毎日毎日クリエイティブな時間を過ごしてほしい、その想いがクリエイティブの語源「Creo」に。

先生達全員がクリエイティブな集団であり、クリエイティブなアクティビティに溢れ、子どもたちの中に潜むクリエイティブなエネルギーを引き出す、そんなおもちゃ箱の様な場所でありたい、それが「BOX」に込められています。

月・水・木曜日には全ての創造の源泉である芸術活動を。多様な芸術活動はそれぞれ異なる感覚を刺激しながら、創造する力を養います。 金曜日には、それらを文化文明に結びつけて発展させた活動をしています。

今日も「Creo-BOX」は子ども達の笑い声とクリエイティブなエネルギーに溢れています。